普段CDを買って聴いてる人には?(ハテナ)な事なんですけど
レコードにはオリジナル、再発、ブートっていう発売形態の違う盤が存在します。
人それぞれ色々な判断の仕方があると思うけど、オイラ個人としては下記の様に区別してます。
オリジナル
>>>レーベルに記載されている年代その当時リリース(発売)された物や
プロモーションされた盤のこと。
再発
>>>その盤の音源を持っているレーベル(レコード会社)が発売された年代から
数年経過した後、再リリースした盤のこと。
具体的な例としてJIVEが出してるATCQやなどのシリーズや
COLUMBIAが出してるMIXMASTERシリーズなどの12"がこれに該当します。
その他にもRAM'S HORNや12 GOLDなどオリジナルレーベルから、ちゃんと承認を得た盤も
これに該当します。
ブート
>>>ま〜別の言い方をすれば海賊盤ってヤツです。
レコード会社やアーティストの許可を得ず、勝手に業者が作った盤。
業者はとにかく枚数を売りたいのでコストをかけず、見た目に解らない音質とかには
手を抜いているのでプレスの状態が悪く「音が超悪い」盤が多いです。
このブート(海賊盤)ってのがクセモノでして、オイラがレコードを買い始めた頃は、
お店の中でも「ひっそり」といかにも後ろめたさを負わせるように売られていたのですが、
今じゃレコード店では堂々としかも面チン(ジャケ正面を向けて陳列)で売られています。
遙か昔は見た目には、「いかにも怪しい」レーベルの盤で、あり得ない曲との
カップリングとかで売ってましたが、最近のブートはジャケまで付いて、
オマケにステッカーまで貼ってるモノが出てますね。
ブート業者の技術も年々向上している様ですね〜。
オイラは感じるのだけど、ブートなら別にオリジナルとそっくりに作る必要ないと思うんですよ。
だって、ブートって要は収録されてる曲が必要なんでしょ。
だったらレーベルとかジャケとかオリジナルと同じじゃなくてもいいはずです。
それなのに「なぜオリジナルそっくりに作るのか?」って考えたら、
その盤を買う人をオリジナルと見分けが付かないようにして、
言い方を変えれば「騙して」売ろうとしているんじゃないかなって思うんですよ。
また、そういう盤を買うお客さんって、何人の方が
「これはブートだ(オリジナルではない)」って
気が付いてるんだろうって思います。
多分、大多数の人が解らず買ってるような気がします。
ブートを売っているお店もイメージダウンにつながるを意識しているのか
「ブート(海賊盤)」って言うことをちゃんと商品に表記していないですよね。
ま〜営業方針や利益などの事を考えれば致し方無いってのは、同業者であれば理解できるのですけどね。
そのお店でブート盤と知らずに買ったお客さんは、後で「これブートだったんだ」って判ったら
騙されたって感じで結構落ちるんじゃないかな〜って思っちゃいます。
=(イコール) そのお店の評価になるんじゃないかなと。
このテーマについては、また続きを書いてみたいと思います。
今回紹介するのは
S.O.S. BAND / TAKE YOUR TIME