オリジナルのレコードのみ!ブート/再発は一切ありません!東京渋谷のレコードショップ next records (ネクストレコード)
next records ロゴトップページ店舗案内オーダーの仕方検索の仕方Eメール英語

next records ブログ
「正規盤リリースについて」

今回は12インチシングルの正規盤リリースについて書いてみます。

ま、よくあるパターンだと

PROMO盤がリリース
それでしばらくして
  |
正規盤リリース
という流れが多いのですが、たま〜にPROMO盤がリリースして正規盤がリリースされず
お蔵入りみたいなパターンがあります。

そういう時は、PROMO盤のみのリリースということでプレスの数が少なくて
曲が良くて、クラブでもDJがヘヴィプレイしてMIXテープにも多数収録されたりなんか
するとそのPROMO盤がレア化してヤフオクなんかで高値落札されたりするんですよ。

じゃ、それだけ人気有るのに「なんで正規盤出さないだっ!」って思いますよね。
色々な理由があるのですが、レコード会社的には12インチシングルのマーケットってのは
全体の売り上げのパーセントは微々たるもんなんですよ。 
だから結構無視されてたり、あとアルバムとかにその曲が入っていたりなんかすると、
一般の人はアルバムを買うじゃないですか。
レコード会社的にはシングルより利幅の大きいアルバムを売りたいってのもあるんじゃないかな。

最近の例えだと CASSIDY feat. MARY J. BLIGE / I'M A HUSTLA -REMIX-
なんてこのパターンですよね。
このCASSIDYの盤なんて、PROMOが出たときにはオリジナル ヴァージョンと
REMIXがひとつの盤に収録されてたんですよ。
MARY J.の歌が入るREMIXの方がやっぱ派手で、DJもクラブとかで
PLAYするじゃないですか。 ま〜USAでもHITしてJ RECORDSというレーベルからいって
「正規盤のリリースは確実!」って多くの人が思ったんじゃないでしょうか。

でも正規盤が出たときには、オリジナル ヴァージョンのみの収録でREMIXは入らなかったんですよ
それで、みんなが探し出す頃にはPROMOなんて数が多くないものだから、
もう、どこのレコ屋にも売ってなくて・・・で結局、アルバムにその話題のREMIXが
収録されるワケですよ。 多くの人は一応、正規盤のシングルも買うでしょう。
で、やっぱりREMIXが欲しくてアルバムを買うハメになるんですよ。
そうなると、レコード会社は、おいしいワケですよ。

こういうパターンに懲りた人は、「正規盤が出るだろ〜」って見送りすることによって
買い逃しがないよう「要所々々のPROMOをすべて押さえておく」という事になったりしますね。

NELLYのDILEMMAが流行ってた時なんてホント、すごかったですね。
ビルボードのチャートでも毎週No.1になってるのに12インチシングルが全然出なくて
その曲をPLAYしたいばかりにみんなアルバム買ってましたからね。
ヤフオクではヨーロッパ盤のPROMOがすごい値段で落札されたりして・・・。
で〜アルバムの販売量がある程度落ち着いてから、正規12インチシングルの
リリースがされるワケです。 みんなアルバム持っているにもかかわらず
12インチシングルも買いますよね〜。
多くの人がUNIVERSAL RECORDSの販売戦略にハマっちゃいました。

レコード会社もHIPHOPやR&Bなどのクラブ系の曲をリリースする時って
どうしてもDJ PLAYを無視出来ないんですよ。
だから宣伝用にPROMO盤を作るんですよ。
で、話題にならない曲は正規出さずに止めたり、見込みのある曲は、どれくらい宣伝に
チカラ入れたらいいかなど、DJやPOOLからのフィードバックをそのモノサシにしてるんですよ。

オイラの店では、正規盤のリリースがなくて、人気のあるPROMOで、PROMOのリリースから
時間が多少経過している盤はCHECKしておいて買い付けに行った際、
見つけたら仕入れるように しています。
でも、正規盤が出るともうダメですね。一切売れなくなる。
渋谷の大手の新譜レコード屋さんより値段を安くしても売れない・・・

事前に正規盤のリリース予定がわかっていれば、こんな失敗はないんだけどね。
大手新譜屋さんはディストリビューター(問屋さんね)から逐一、正規盤の発売予定の
インフォメーションが来るから正規リリースの予定なんて全部知ってるんだけどね。
ま、情報がすべてということですか。

今回紹介するのは
BRANDY / BEST OF BRANDY

BRANDY
試聴マーク
LISTENマークをクリックすると試聴出来ます。

この盤はアルバムなんですがアナログは、PROMOだけしか出てないです。
1700枚しかプレスされていなくてジャケ裏に0001/1700なんてシリアルNo.が書かれています。
CDはフツーに売ってますね。ジャケットも同じで。

やはり目玉は、「MICHAEL JACKSON / ROCK WITH YOU」 のカバーでしょう。

このBRANDYのROCK WITH YOU は、元々10年程前にリリースされた、
QUINCY JONESのアルバムに収録された曲なんですが、R&Bが好きな人の間では
そのQUINCYのアルバムはアナログはヨーロッパ盤のみのリリースだけあって
数もそんなに多くなく、人気だったんですよ。 

ま〜ブート天国の日本だけあって、アヤシ〜ブートの12"盤が新譜レコード屋さんで
売られていますけどね。

今回紹介しているこのアルバムはすごい珍しい盤だとオイラは思うんだけど、
この盤は数が少なすぎて逆に話題になってないのかも・・・それも悲しいスね。 アハハ

MICHAEL の ROCK WITH YOU も非の打ち所がない良い曲なんですが
BRANDY Ver.もPOPな仕上がりでなかなかキャッチーなアレンジが好きです。
ま〜聴いてみてください。ちなみにUS盤は初アナログ化DEF。

「渋谷レコード店日記」見出しのページに戻る>>

最新の「渋谷レコード店日記」を見てみる>>

next. recordsのTOP PAGEに戻る>>

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「レコードの価値と価格について」

今回はレコードの価値について書いてみたいと思います。

そのレコードの「高いとか、安いとか」というという価値や価格とは
一体なんなのでしょうか?という考察です。

単純に新譜のレコードが1000円くらいな物って考えれば、nextの平均的な価格帯である
2000-3000円って金額は、高い物かもしれませんが、どこにでも売っている
レコードじゃないという事を必ず含まないと話ができません。

人の欲求ってさまざまでして、ボロボロのジーパンに10万円を出す人もいれば
ブランド物の鞄に50万円も出す人がいます。両方ともその商品が発売されたときは
それ相応の適正な価格だったハズです。じゃ、なんでそんなに高くなるのか・・・

ジーンズだったら当時作られたそのモデルが伝説的に格好良かったり、鞄であったら
限定のモデルで数が少なかったり必ず相応の理由があると思います。
簡単にいえばレア(稀少)だからです。 普通にCDで音楽を聴いている人には
なかなか理解しがたいことでしょうが、レコードもジーンズとかと同じで
コレクタブルなアンティークなモノになってしまうのです。
で、金額だけ見て「高っか〜!」って言ってしまう人は、レコードに対する
思慮が浅いというか、そんなに突っ込んでレコードを漁っていない人が多いようにオイラは見えます。 

別の見方からすれば、オイラがボロボロのジーンズに10万円って聞いて
「高い!」って思ってしまうのは、そのジーンズに対して知識がないからであると
言えるワケです。 価値を解っている人は「なるほどね〜」って思うんですよ。
さすがにオイラの店でもアッチコッチの店で500円位で売られているタイトルに
2000円とか値段をつける訳にはいかないです。
他のお店になかなか無くて人気のある盤だからそれなりの値段がつけられるという事を理解して
もらいたいな〜っと思うワケです。

あと、そのレコードに対する評価ってのも、その人それぞれなので
Aさんは「この曲ダメだ〜」と思っているレコードも
Bさんだと「この曲はMY BEST 3にはいるぜ〜」って事もあるしね。
価値はマジ、様々ですね〜。およそで言えるのは、当時、流行った曲とかMIXテープとかに
収録されたとか、多くの人の耳に入った曲というのは評価が高いってことくらいかな。 
オイラは「ヘビーローテーション効果」って言ってますけど。

価格の事を考えるにはそのお店の販売スタイルの事を考えるといいかもです。
中古レコード店の販売のスタイルも何通りかありますよね。
例えば、大量のレコードを買い取って、500-800円位の値段を付けて数を売って
利益を得る大手中古レコード販売店とか。
買い付けに海外にスタッフが出向いて直接レコードを仕入れて輸入する店とか。 
nextは後者に該当するのですが、率直な気持ちとしては、
大手中古レコード販売店に値段で勝負しようとは、全然思っていません。
というか無理です。

海外からの買い付けって、レコードの仕入れ価格以外の経費が凄くかかるのですよ。
解りやすく言えば、販売価格が1000円以下の商品というのは仕入れするほど赤字になっていくのです。 
ん〜かなりリアルな話だな・・・
大手中古レコード販売店っていうのは、平均的な価格は安いけれど、一般的に
「珍しい〜」って、言われるレコードが、時間をかけて探して見ている
ワリにはなかなか出てこない。
新入荷のタイミングとかが良ければ、専門店で10000円とかするレコードが500円で
GET出来たりする時もありますけどね。
ま、たしかに安い値段でレコードを探すというのも、レコード堀りの楽しみのひとつではありますよね。 
でも、値段は度外視して探しても「全然無いモノ」はホントに無いのですよ。
そういう、他では見つからないレコードを探して売っていきたいな〜と思ってるんですよ。

渋谷区宇田川町は、世界でもTOPクラスのレコード店が密集している地区です。
そこで、オイラは価格の勝負ではなく、レコードのクオリティで勝負したいな〜と思ってます。

どんな商売をしているお店でも、その商品の値段っていうのはある意味
「そのお店の商品に対すの評価や価値」だと思うんですよ。
一般的にどこにでもある商品というのは、前記した通りそんなに差が出ず横並びになりやすいけど、
珍しいモノや希少なモノはその差が極端に出やすくなるんだと思います。
お客さんが、そのお店で商品を購入してくれると言うことは
「お客さんのその商品に対する価値とお店の価値が一致した」という事になるんじゃないかな〜と
思うのですよ。

結局、オチは自分のショッピングのスタイルに合ったお店でレコードを
買えば良いんじゃないかな〜という差し障りのない話になっちゃうのかもしれないですけど・・・

今回紹介するのは
TOM TOM CLUB / GENIUS OF LOVE

TOM TOM CLUB
試聴マーク
LISTENマークをクリックすると試聴出来ます。

このレコード見て、今回のテーマである「価値と価格」のエピソードを思い出しましたヨ。

オイラは1993年に初めてレコードを買いにアメリカのシカゴに行ったんですよ。
シカゴには、2nd Hand Tuneっていう多店舗展開している中古レコード屋が
あって、そこで初めてこの盤をみたんですよ。
その時、$25ってプライスが付いて壁に貼ってあったんですが、今なら即買いなんですが
10年以上前では、結構なプライスだったんですよ。
で、買い付け初日だったので「他の店で安く出るだろ〜」って諦めました。
その時は、他のレコードを何枚か買って、隣の町に移動って感じで10日くらい周辺の町を
転々として、帰国前日にまたシカゴに戻ってきたのですよ。
その間、TOM TOM CLUBは1枚も出てこずで、再び2nd Hand Tuneに行くと
「$15」にプライスダウンしてる! 
迷わずGETしましたね。 

レコードってその盤を見たらホント、当時のいろいろな事を思い出したりして
なんかアルバム(写真を入れるヤツ)みたいですね〜。
だからアルバムっていうんだろな〜・・・ (ウソです)

「渋谷レコード店日記」見出しのページに戻る>>

最新の「渋谷レコード店日記」を見てみる>>

next. recordsのTOP PAGEに戻る>>

 

 

 

 

 

 

 

 



 

「レコードのサウンドをパソコンに取り込もう」

今回はレコードの音をパソコンに取り込んじゃおうという話です。

「レコードのサウンドは良い!うんサイコーに良い!それは解る!確実だ!」だけど、
その音はターンテーブルの有るところでしか聴けないという欠点がある。(T_T)

Old Schoolな時代は、カセットテープやMDに録音したりして
クルマやウォークマン(懐かしい響きだな)で楽しめた。

でも今の時代はiPodに取り込んだり、CDに焼いたりするのが主流。
で、せっかくのお気に入りの曲や俺流DJ MIXが、iPodやCDで聴けないのは寂しいので
ドンドン、アナログレコードをデジタル音源に変換していこうじゃありませんか。

レコードをパソコンに取り込むにはそれ専用のハード(機材)が必要です。
その機材の名前は「アナログオーディオ入出力アダプタ」って言います。(ちと長いな〜)

簡単にいえば、DJ MIXERやアンプから出力された音が、LINEケーブルを通ってその機器に入り、
USBケーブル経由でパソコンの中に入るというシロモノです。

文字で書くとややこしそうに見えますがすごく単純なモノですよ。
アナログオーディオ入出力アダプタとはこういう機器です。

nextの試聴データもこれで録音されています 。

I..O DATAというメーカーのモノで、価格は大体10,000円しなかったと思います。
他のメーカーからも同じ機能のモノが多数出ています。
これが有るとレコードの録音の他にパソコンから再生された音をDJ MIXERやアンプを
通してスピーカーから流す事も出来ます。

このパッケージには写真のハードの他に録音に使うソフト(アプリケーション)も
付いています。このソフトがショボイ割にはなかなか良く出来てるんですよ〜。
録音されたサウンドデータが波形になって映像化され、それを切ったり貼ったして
エディット出来るんですよ。

ま〜ステレオのLとR 2チャンネルのみなので限界は低いのですが、結構遊べます。
サビの部分にエフェクトをかけたりとか、やばいブレイクのパートをループさせたりなど一通り出来る。

DJ MIXもカセットテープなみのベタ録りなら全然可能です。
ただ、長時間の録音をし終わった後のエンコードはハンパ無いくらい時間がかかるので要注意です。
それに録音データーはMP3とかに変換しないとすごくハードディスクの容量を取るので
ハードディスクの空きスペースを必ず確保するように・・・。

録音する時のオイラの経験を言うと、DJ MIXERから出る音の音量レベルに注意が必要みたいです。 
これは、それぞれのサウンドシステムによるので一概には言えませんがDJ MIXERに
レベルインジケーターが付いている時は、レベルのランプが赤く振れるくらいの
ちょっとレベルが高い方がいいみたいです。

ま〜イキナリ録音せずにテストをして最適な音量レベルを見つけてからやる方がベストですよ。
取り込みが出来たデータはiPod用にMP3に変換するなり、CD用に変換するなりして
作業は完了です。 

ちなみに、MP3データにしたモノは後からCD用に再変換すると
音が悪くなるのでオススメ出来ません。その逆は全然OKです。

今回紹介するのは
ATMOSFEAR / MOTIVATION

ATMOSFEAR
試聴マーク
LISTENマークをクリックすると試聴出来ます。

今日久しぶりに聴きました。ぐは〜メチャ、カッコイイーじゃないスか。
疾走するビートにぐいぐい展開するキーボードとホーンがたまらん!

インスト物ってVocalが無い分、メロディにすごく耳がいきますよね〜。
オイラは音楽の感性がそんなに豊かじゃないんでVocal物とかだとベースラインと
か微妙な効果音とかは以外と聞こえてないんですよ><

でもインスト物は楽器それぞれの奏でるメロディとかハーモニーがすごく耳に感じられる
様な気がするんだよね〜。 ま、全然ダメな曲も多いけどw

「渋谷レコード店日記」見出しのページに戻る>>

最新の「渋谷レコード店日記」を見てみる>>

next. recordsのTOP PAGEに戻る>>

 

 

 

 

 

 

 

 



 

「レコード鑑賞のススメ-その3」

アメリカのハリケーン「カトリーナ」の被害エライ事になってますね。(2005年9月の話です)

「カトリーナ」の被害のニュースでよく出てくるニューオリンズには
周辺の町も含めて何件かレコード屋があるんだけど、nextの買い付け人N曰く、
「あ〜あれじゃ店水没してるの確実だな〜多分もう店CLOSEになるんじゃないかな〜」
ってな感じで「もっと買っときゃよかった〜」って嘆いてました。

それでなくてもアメリカの田舎のレコード屋さんはドンドンCLOSEしている状態なので
凄く残念です・・・

前回のつづきです。

((((( ●フォノアンプ(フォノイコライザー)の話 )))))

「プレーヤーも買ったしレコード針(カートリッジ)も用意した。ではレコードをかけるぜ〜]
って気合いを入れてミニコンポやラジカセにコードを繋いでもレコードの音はスピーカーからは
鳴りません。 (ビミョーに小さい音でシャカシャカ鳴ってますけどぉ)

レコードプレーヤからは電源コードの他に赤色と白色のピンプラグの端子がついたコードと
U字型の金具がついた細いコードの3本がついてます。
赤色と白色のピンプラグは右と左の音が出る端子でU字型の金具がついたコードは
アースという端子です。

で、通常のレコードプレーヤーってのは内部にアンプが内蔵されていないので
音のレベルが非常に低いのです。そのままミニコンポやラジカセの外部入力端子にコードを
繋いでも本来の音は鳴ってくれません。
ここではとりあえずミニコンポやラジカセなどでレコードを聴いてみるコラムなので
オーディオの話は極力無しにしていきますが、レコードをミニコンポやラジカセの
スピーカーから音を鳴らすには、別途「フォノアンプ(イコライザー)」という機材が必要になります。

近頃のミニコンポやラジカセはレコードプレーヤーを繋ぐことなんて前提に作られていないため
「フォノ端子」なんてモチロン付いているワケありません。
フォノアンプまたはフォノイコライザーとは下記の様なモノです。

詳細はフォノイコライザーのページへ>>>
オイラ見たところによると一番安いモノで5470円でした。(オーディオテクニカ製)
ま〜コンパクトで良いんだけどね〜。

先日、ブックオフ(古本屋さんのチェーン店)の関連のお店でハードオフっていう中古の家電製品とか
パソコンとか売ってる所にいったら中古のアンプが激安でどっちゃり売ってました。
これを買うのも良いかもです。それならLINE OUTからミニコンポのLINE INでOK!
フォノアンプをプレーヤーから出ている3本の線に繋いでフォノアンプからコードで
手持ちのミニコンポのLINE INや外部入力に繋いで接続完了です。

厳密にはレコードプレーヤーのセッティングが必要なんですがそれらはGoogleとかで調べてください。
で〜お気に入りのレコードをプレーヤーにセットしてレコード針を盤の端っこに乗っけて
STATのボタンを押すと、アナログ盤らしいチリチリ音の後に

「キタ〜〜〜〜(゚∀゚ )≡ モヒョヒョヒョヒョ 」ってな感じで音が流れますよ〜。

オイラも今まで何万枚もレコードをかけたけど初めて聴くレコードやフェヴァリットなレコードを
聴くときの針をおいて音が鳴り出すタメというかその瞬間は、ホントたまらないモノがありますね。
このドキドキ感というかワクワク感を、「まだレコードなんて聴いたこと無い〜」って言う
みなさんに味わってもらいたいモンです。

ちなみにこれ一台でお手軽、簡単にレコードがかけれるヨ〜ってプレーヤーもあるんだけどね。
これにはレコード針もフォノアンプも付いてます。

このレコードプレーヤーの詳細はこちら>>>
う〜ん・・・見た目はショボイけどお手軽度は高いね〜。

今回紹介するのは
RUN DMC / SUCKER MC'S

GAME
試聴マーク
LISTENマークをクリックすると試聴出来ます。

お〜声が若いっスね〜w 1983年のリリースだから今から22年前のレコードですね。
最近MISSYとかは、この時代のエレクトロっぽいビートをネタにして曲を作ったりしてますね。

日本では80年代のHIP HOPって今でこそ、そのカッコ良さとか認知されてますけど、
ちょっと以前まで機械的な打ち込みや早いBPMとかが「ショボイ」みたいな言われ方されてました。

やっぱPETE ROCKとかSHOWBIZなんかのネタを使ったTRACKの方が
「カッケ〜!」みたいな感じでしたし。

ヨーロッパとかではこの時代のエレクトロなHIP HOPは90年代後半くらいから人気あったみたいです。
オイラは初めて行ったオランダのレコードコンベンションでは、
AFRIKA & THE ZURU KINGS / THE BEACH の日本盤が1万円近いプライスで売られているのを見て
ビックリしたことがあります。日本盤にはUS盤に未収録のREMIXが入っててレアだとか。

このレコード SUCKER MC'SはINSTがどうやら人気みたいですね〜。
nextにも「インストが欲しいんですよ〜」って何人かお客さんが来たことあります。

「渋谷レコード店日記」見出しのページに戻る>>

最新の「渋谷レコード店日記」を見てみる>>

next. recordsのTOP PAGEに戻る>>

 

 

 

 

 

 

 

 




「レコード鑑賞のススメ-その2」

((((( ●レコード針の話 )))))
レコードプレーヤーだけではレコードをかけることが出来ましぇん。
レコード盤のミゾを読み込む為のレコード針が必要です。

ひとくくりに「ハリ」っていってますけど、大きく分けると下記の

レコード針

カートリッジ

シェル

3つのパーツで構成されます。

レコード針はレコード盤の溝を読み込むための物でカートリッジはそれを電気信号に
変換します。
シェルっていうのはそのカートリッジとレコードプレーヤーを接続するための物です。

前回オススメしたTechnics SL-1200ってプレーヤーはシェルだけ付属品でついてて
レコード針とカートリッジは別で用意しなきゃいけないのです。

通常レコード針とカートリッジは同じメーカーのモノでそろえます。っていうか
早い話が針とセットになってるカートリッジを買えば言いワケです。

レコード針とカートリッジも多数のメーカーからかなりの種類の商品が発売されています。
値段も3000円代のモノから50000円もするモノまで様々です。

また音の入り口でもあるレコード針とカートリッジはその種類によってスピーカーから
響く音が全然違ったりしてきます。ま〜オーディオマニアな話は専門のサイトに任せて
ここでは「レコード鑑賞のきっかけ」になる程度の話なのでそんなに深くは書きませんが
レコード針とカートリッジは小さいモノだけどサウンドに与える影響力は大きいって事くらいは
覚えておけば良いんではないでしょうか。

nextでは Ortofon というメーカーの NIGHT CLUB Eというレコード針とカートリッジのセットで
使っています。このタイプはカートリッジとシェルが一体になったコンコルドって言われるタイプの
もので、お値段は17000円位でした。
この針はクラブ系の高音と低音のメリハリがついたサウンドが特徴的な針で結構DJとかの間では
支持されている針です。
「ちょっと値段高いな〜」って思われる人には Sure の M44G というやつとか M44-7 という
のがリーズナブルです。お値段は4500円位。

レコード針はその音の好みがあるので友達の家で聞いたりお店の人の説明などを聞いて参考に
すればいいんじゃないでしょ〜か。

ちなみにレコード針は消耗品ですので「音がおかしいな〜」とか「針トビ」とかするようで有れば
寿命なのでカートリッジはそのままで針だけ交換出来るようになっています。
そうそう、カートリッジにはMM型とかMC型、MI型とか種類が有るんだけど
スタンダートなMM型のモノを使えば間違いないですよ。

シェルは付属で付いていたヤツで十分ですよ。
で、シェルにカートリッジを取り付けてそれをレコードプレーヤーのアームにねじ込んで
接続は完了です〜。

つづく・・・

今回紹介するのは
808 STATE / PACIFIC

808 STATE
試聴マーク
LISTENマークをクリックすると試聴出来ます。

かなり久しぶりに聴きました。

1990年の12"ですが全然そんな古さを感じさせませんね〜。

当時こういった鳥の鳴き声とか波音とかNature系のSEを使ったダンスミュージックが
流行っててそういうのを「アンビエントハウス」って言ってました。死語だな・・・

1990年ってゴリゴリのHIPHOPのレコードをリリースしていたTOMMY BOYからの12"です。
このレコードがリリースされた時オイラは
「タイトルが"PACIFIC"なのになんで鳥の鳴き声なんだ?」
って思ってたんだけど、買い付けでイギリスの田舎の港町に行ったとき海岸にカモメが
そこで鳴いてたのを聴いて初めて「カモメだったのか・・・」って気が付きました。
今でもCLUBとかでこんな曲PLAYされたりすんのかな〜。

「渋谷レコード店日記」見出しのページに戻る>>

最新の「渋谷レコード店日記」を見てみる>>

next. recordsのTOP PAGEに戻る>>

 

TOP | 店舗案内 | オーダーの仕方 | 検索の仕方 | Eメール | ENGLISH | ネタ特集 | 試聴の仕方 | ケータイ用サイト | ブログ
はじめてのお客様 | HELP & FAQ | 特定商取引法 | 個人情報保護について