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「友達のレコードコレクション」

同じレコードの好みの友達ん家と行くと、
自分の知らない曲とかあったりして結構面白いんですよね。
仲のいい友達だったら遠慮なくレコード聴かせてくれるし、スゴく勉強になるんですよ。

世の中には自分が知っている良い曲と、知らないけど実は良い曲っていうのがあるワケで
知っている良い曲のレコードっていうのはイロイロと探す手段があるんだけど、
まだ自分は知らないけどホントは良い曲っていうレコードはその曲をクラブだとか
ラジオのエアプレイ、はたまたMIXCD だとか、どこかで聴くというシチュエーションに
偶然出くわさないと知る機会が無いんですよね。
たまたま聴いた 「スゴく良い曲だ!」 って思った曲でもアーティスト名やタイトルが
判らなければ探すのはかなりキビシいです。
曲のメロディを覚えてもそこから誰の曲なのか調べるのもカンタンではないですしね。

やはり、同じようにレコード好きの友達の家で知らない曲は片っ端から
聴かせて貰うってのは良い曲を知る機会としては
スゴい恵まれている状況なんだと思います。

オイラはレコード屋で働いていてお客さんがエサ箱を「パタパタ〜」 って
漁っているのを見ながら考えることがあるんです。
欲しいレコードが決まっている人は、例えば該当するアーティスト名の棚しか
見なかったりするんだけど、多くのお客さんはとりあえず一通り在庫のレコード全てに
目を通してくれるんですよ。
でも、ジャケットやアーティスト、レコードショップのコメントだけでは、
自分の好みの曲かどうかなんてわかりにくいですよね。
でも、そのレコードの曲そのものを聴けば一発で「善し悪し」判断出来るんで、
やぱっりレコードって聴いて初めてその良さが判るんですけど、本当は自分の好みに
ピッタリな曲なんだけど、知らない曲だからレコード屋のエサ箱に入ってても
スルーしてしまうってことになります。

せっかく良い曲を探しにレコード屋に来て手に取るところまでたどり着いているんだけど、
その曲の事がわからないから通り過ぎてしまうなんて、もったいなさ過ぎだと思うのです。

友達に、「俺が好きそうなレコード教えてYO!」っていうのもいいですね。
その友達のフィルターを通した良い曲っていうのはちょっと変化球みたいなもので
自分だとゼッタイ見向きもしないような知らないレコードを教えてくれるワケだし。
選んでくれている時点で、いわゆる「クソレコ」 は排除してくれているワケですからね。
そこに友達のちょっとしたウンチクとか聴くとフツウに聴くよりか
すこし感情とか入って聴けるしね。

友達のレコード棚見せてもらって自分が前からチョー探しているレコードとかなにげに
持ってたりしたら軽くブルーになりますけどね。
もしかして2枚もってたりするとさらにへこんだりして。
でも、「2枚あるから1枚あげるよ〜」 なんて言ってくれたりなんかして。

ま〜友達のレコードコレクションを見るのは良いレコードを知るための
メリットありありなんでおススメです。
普段見ることの無いようなレコードがひょっこり出てきたりなんかして目の保養にもなりますよー。

今回紹介するのは
DE'1 / UNEKE

DE'1 UNEKE
試聴マーク
LISTENマークをクリックすると試聴出来ます。

このレコードもオイラは友達に教えてもらって知ったんですよ。

当時オイラは、COLD CUTやMANTRONIXなんかの、いわゆるブレイクビーツ的サウンドに
ハマってて色々なレコードを買い集めてたんですよね。
こういうブレイクビーツモノのアーティストってどちらかというとグループ?というか
プロジェクト?って言うのか個人名よりそういうグループ/プロジェクト名義の
盤が多いのでRAPをやるDE'1なんて、まったくノーチェックでした。
しかも、DE'1のUNEKEって曲は、TRUE HOMIESってタイトルの12インチのB面に
こっそり収録されているのですよ。
ま〜なかなかこんな所に収録されていると気が付きませんね。

これを教えてくれた友達も当時、
「A面のTRUE HOMIESを目当てにレコードを買ったらB面にヤバイの入ってたw」って
言ってました。
DE'1本人は、SHOUTにちょこっと出てくるだけで、全然RAPはしてないんですけどね。
クレジットにはcontains the samples....
It's My Beat / Sweet tee
Just Rhymin' With Biz / Big Daddy Kane
North Caroline / Les McCann
ってなってますね。
3つの曲を分解して組み直したってカンジでしょうか。
ま〜なかなか、かっこいいですよ。
ぜひ、聴いてみてください。
A面のClose The Door ネタのTRU HOMIESも良いカンジですよ。

 

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「レコードをちゃんと整理したい・・・」

みなさんはレコードの整理や収納ってどうしてますか。
これってレコードを買っている人の中では結構悩みっていうか、
ちょっとした問題なんですよね。

レコードは、好きなんで気に入ったレコードはドンドン買って行くでしょ。
でも、好きなレコードは増えるけど、自分の部屋のスペースは
確実に狭くなっていくんですよね。

雑誌とかでたま〜に「MY DJ ROOM」とか紹介しているじゃないですか。
有名なDJの部屋なんてホント理想的なレコードの収納と
居心地の良いスペースが確保されてて

「いいな〜オレもあんな部屋にしたいな ・・・」

なんて思うんだけど現実は・・・そんな部屋なんて夢また夢って
カンジでほど遠い・・・orz

まぁ、カッコイイ部屋は理想としてですね、現実レコードが増えてくると
どうやって収納すればいいか考えたりします。

買ったレコードは、とりあえずダンボールやレコードBOXに収めるけど、
探しているレコードが、すぐに「サッ!」 と出てきますか?
オイラもはじめの頃は、ジャンル別にレコードBOXのエリア分けをして
さらにアーティスト名順に一応並べたんです。
とりあえずレコードBOXには緩めに収めてたんですよね〜。はじめの頃は。
でも、当時は新譜をちょこちょこ買ってたので緩かったスペースもすぐに
キツくなって来て、ジャンル別のエリア自体をゴッソリ移動しなければ
ならなくなるんですよね。

でも、やったことある人は判るんですけどレコードの整理って
スゴく時間かかるんですよ。もう、休日を使って1日仕事です。
やはり億劫なんで後回しになるんですよ。
でも、レコードの購入のペースは落ちないので確実に枚数は増えてレコードBOXから
あぶれてくるレコードが出てくるんですよ。
急場しのぎに今度は、ダンボール箱に買ったレコードを入れていくんですよ。
もうレコードBOXの前にダンボールを積み重ねて二重駐車みたいになるんですよ。
レコードBOX の中のレコードを取りたい時は、前のレコードが入っているダンボール箱を
移動させなければ取れなくなっちゃうみたいにね。

そんな時に引っ越しなんてしたらもうダメですね。絶対元には戻らないっ><
やはりレコードは、アーティスト順やレーベル順なんかで一定の法則に基づいて
並べなきゃだめですね。

枚数が多くなると自分の買ったレコードすら把握出来なくなりますからね。
結構、「あ・・・ このレコード持ってないな・・・確か・・・」 ってカンジで
何枚も同じモノ買ってしまうこと多いですからね。 (オイラだけかも・・・)

どうやったら「ベスト」とまで言わなくても「ベター」なのか、ちょっと考えてみました。

まず、スペースを確保するため使用頻度の低いレコード、いわゆるゴミレコは
ダンボールに詰めて封印します。
見渡せば、結構そういったレコードの数ってあると思います。
そいつらは押し入れの奥に入れたり買い取りに出したりしてまず、整理。
つぎに、やはりせっかくパソコンあるんだからデータベースにした方が良いと思うんですよね。
アーティスト名 / タイトル名 / プロモ or 正規 / 12 or LP / どこの国盤 / 大まかなジャンル
くらいの情報をExcelとかに入力するんですよ。
これって、レコード店では日常の作業でやってるので、オイラの経験からすると
ある程度のテンプレートさえ出来れば思っているより早くしかも簡単に出来ると思います。
入力する時に個別のシリアルナンバーをつけて、シールにナンバーを書いて
ジャケットやレーベルに貼っておくとかなり管理が簡単になります。
入力順にレコード棚にポイポイ入れて番号で管理するってワケです。
まー図書館の本の管理とかレンタル CDショップなどの商品管理方法参考にするってカンジです。
アルファベット順だと並べるのが邪魔くさいし、枚数が増えてくるとレコードBOXを
ずらさなきゃいけないしね。

また、使用頻度が、高い順とか人の感覚に頼るような並びだと気が変わったときに
対処が大変になるのですべてのレコードは同一の扱いの方がいいと思います。
これなら追加されるレコードは最後にドンドン並べていくだけなのでモノグサな人にも
簡単に出来ると思うのですが・・・
探す時は、パソコンで検索して、番号を調べてレコードBOXから抜くってカンジですね。
番号順なので片付けもカンタン。
よく使うレコードは、番号をプリントアウトして壁に貼っておくとかで対応出来ますしね。
一番のネックは入力出来る気合いですね。W

人にもよると思いますが頭の中でレコードの管理が出来るのは1000枚位だと思うんですけど。

あーもっと几帳面でマメ男くんだったらちゃんとレコードの整理も出来るんだろうな。

今回紹介するのは
NEW EDITION / MR. TELEPHONE MAN

NEW EDITION MR. TELEPHONE MAN
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LISTENマークをクリックすると試聴出来ます。

うん、良い曲ですね〜。
「この曲キライ!!」って言う人は少ないんじゃないでしょうか。

ティーンエイジャーの青臭さがプンプンするんですけど、
歌詞の内容の割にそんなにハズかしくない曲です。
曲を書いてるのはRAY PARKER JR.です。
もう、メロディがいかにもRAY PARKER JR.が手掛けましたという
「まったりしていてメロウなんだけどソウルを感じる」曲。

この写真のレコードは、PROMO12でPLAY TIMEが6:30なんだけど
他にも3:58の短いVERSIONのUS12や7:56の長いVERSIONのUK盤12など
イロイロなレコードがリリースされています。
そのなかでもこの6:30の電話の呼び出し音がアタマからなるVERSIONが一番人気が
あるようです。

曲を書いてるRAY PARKER JR.って自分の曲でもMR. TELEPHONE MANと同タイプの
曲がいくつかありますね。
例えば、 SHE NEEDS TO GET SOME とか A WOMAN NEEDS LOVE もテイスト的には
似ていると思うのです。
「もしかして・・・使い回し・・・?」的な要素もあるのかも知れませんね〜

IMAGINATION
SHE NEEDS TO GET SOME
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A WOMAN NEEDS LOVE
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「RECORDS STORE CLOSEDOWN in USA」

アメリカに買い付けに行ってる最中のNと電話で話しをしていて、
少し考えることがありました。

今回の買い付けは、前半なかなか調子よくレコードが買えたので買い付け期間の後半は、
しばらく行ってなかったり町に買い付け人Nは行ったんですよ。
その町では8件位レコード屋があって、もう以前行ったときに大方のイケるレコードは
ホリ尽くしたので、何年もその町には行かず放置してたんですよね。
以前にも書いたんだけど地方の都市ではレコード買付バイヤーが
一通り売れるレコードを買った後というのはしばらく期間を空けないとダメなんですよね。
また、そこのお店が新たなレコードの買い取りをしないと
「先月買えたから今月も買えるだろう〜」 って行くと全然入荷してなかったりしているワケです。

何年かぶりに訪れた町で一番レコードの在庫が多かったお店に行くと、
建物自体がなくなって駐車場になってたんですよね。
海外のレコード屋ってお店自体が引っ越しすることがよくあるので、
そう言う時は、隣近所のお店に聞き込みするんだけど、
「お店辞めたみたいょ」 って言われました。
ん〜残念なんだけど、お店を廃業したということは、
そこのお店にあった何万枚の在庫のレコードは、どこか別のお店が買ったということが
考えられるんですよ。
その潰れた店の在庫のレコードの行方を探しつつ次のレコード店へ・・・
そこは、もうレコードの取扱いは辞めていてCDショップになってました。
CDショップには用は無いので次の店・・・
次の店はクローズ・・・

もうこんなカンジで4件のレコードストアがクローズで、その他の店はCD専門になったりとか
レコードを扱っていても片隅にホンのちょっと置いてあるだけの状態でした。
結局、何万枚も在庫があったその町で一番の在庫のお店のレコードは見つからずじまいでした。
考えればその町のNo.1だったレコード店が、なんでクローズになってしまったのか
判るような気もします。

結局、この町ではレコードの流通が出来なくなったというのが、考えられると思います。
「もうレコードは聴かないな・・・」 って人は持っているレコードを
不要になってお店に売りに出します。
お店は、そのレコードを買い取りして、それで新たにプライスを付けて商品としてお店で売ります。
ここでそのレコードがちゃんと売れれば良いのだけど、やはり大多数の人はCDなワケですよ。
例えレコード1枚50¢でもどうしようも無いモノや、聴かないモノは売れないワケです。
そうすると買い取りをしているレコード屋も売れないので買い取りを辞めちゃいます。
全く売れないワケではないのでその町で数少ないレコードを買うお客さんも
新しく入荷するレコードがなくなってしまうのでそのレコード店に通わなくなりますよね。
いつ行っても内容が変わらないレコード店ほどつまらないモノはないしね。
こんな状態に陥るともう悪循環スパイラルですね。
結局ある程度利益が出せるCD、 DVD、 ゲームなどがメインのお店になってしまうか、
レコード屋自体を廃業するかになるんでしょうかね。

レア度の高いレコードとかは、日本以上にネットショッピングが進んでるアメリカでは
ネットオークションでドンドン売られていますからね。

買い付けもホント、年々キビシくなるな〜。
ま、「キビシイ」 って何年も前から言い続けてながらも仕入れがとりあえず出来てるので
なんとかやっていけていますけどね。

今回紹介するのは、
NORMAN CONNORS / ONCE I'VE BEEN THERE

NORMAN CONNORS ONCE I'VE BEEN THERE
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LISTENマークをクリックすると試聴出来ます。

nextのコメントでは・・・
前奏のストリングスとホーンからすでに飛ばされる激熱い歌物クラシック!!
ってカンジです。  

かなり珍しいレコードなんですよ。曲もカッコいい。
nextではちょ〜久しぶり3年ぶりの入荷でした。
今回の話では 「キビシイ・・・」って嘆き入ってますが、 こういったレコードが入荷出来るのも
「海外買付ならでは。」 って気がします。

他の海外買付組のレコード屋と同様にnextも
「●マン枚のコレクションが入荷したよ。」ってメール一本で海外にすっ飛んで行くワケですが、
経験ではドバドバとレコードが買えるってなかなかないんですょ。

5万枚のレコードが入ったから見に行ってみると
「100枚しか買えなかったorz 」なんて事もザラです。
その買った100枚も、「折角見てるから買っとくか・・・」みたいに無理からにセレクトした
レコードだったりしますからね。

何万枚も見ているレコードの中にこんな盤が入ってると、目が覚めますね〜
毎年4月頃には、AUSTINで恒例の大きなレコードコンベンションが開催されますが、
そこでもアツいレコードがでるんでしょうかね・・・


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「レコードへの思いがダウン・・・」

今回はですね、イマイチわかりにくいテーマですが、
要はレコードに対して気持ちがオチた時のことについてです。

レコードを聴き始めて、そして良い曲のレコードを探し始めて、
自分的には気分がワルいってことはないんだけど、
たま〜にレコードに対して気持ちというか、興味というか気分が
さがる時ってないですか?

好きな曲のレコードが自分の手元にあるって言う幸福感は、
何事にも替えられないことなんだけど、たま〜にですねこんな状態に
落ち込むことがあるんですよ。

こんなことしていて何か意味あんのかな?

とか、

興味をソソるレコードがない・・・何のレコードを買えばいいか解らない・・・

って、自問自答したりして興味がなくなるワケではないんだけど、疑問を感じたりね。

オイラもこういった気持ちになったこと何回もあるんですよね。
お客さんからも同じ様な内容の話しを聞いて、
「もしかしたら意外とこういう気持ちになるのフツーにあるのかな・・・」
って思うんですよね。

まぁ、自分でこの状態になったら恒例のレコード掘りに行かないようにしてました。
行くとレコードを探すモチベーションが下がってるのに、なんかレコード屋を廻るのが
苦痛になってくるんですよ。
そしてまた、悩みの上塗りしてしまうようなので、ちょっとレコード屋と距離を
置いていましたね。 
ま、ある程度時間が経てば自然とレコード熱がフツフツ涌いて来て
元の通り戻るんですけどね。

それに、自分のフェバリットなレコードを聴きまくるってのもいいですね。
なんかベタな言い方だけど、個人的にはレコードが自分に「チカラ」をくれるっていう感じが
したりしますね。
DJ MIXするっていうのもあるけど、オイラは気分がノラないと出来ない方なんで
あまりDJ MIXはしないなぁ。

何の為にレコードを買っているのか。

ホントにそのレコードは必要なのか。

そもそもそうしたレコードコレクションって意味があるのか。

言い出したらキリがないんだけど、
なんだかんだ言ってても、

「レコードが好き、音楽が好き」

っていうコトバだけでいいんですけどね。ホントは。

確かにレコードは無くても音楽が無くても生きていくのには必要ないんだけど、
良い曲のレコード(音楽) が身近にあれば、人生はより楽しくなるってことですね。
本当にレコードが好きならばちょっと時間が経てば以前と同じ様な
「レコードへの欲求」
すなわち、いい音楽を欲する様に必ずなると思うんですよね。
オイラのパターンだと一度、レコードに対してちょっと気分が下がって、
時間と共にまた、いつもの様にレコード熱が復活した時がヤバいことになります。
その下がった期間のリバウンドが一気に来てフツーに良い曲なんだけど、
普段なら「お買い上げ」にまでならないようなレコードが、
「お買い上げ」になっちゃったりしますね。
そういう風になるのはわかってて気を付けても、買ってしまってます。

しかし、大の大人の悩み事になったり、モチベーションを上げたり下げたりするレコードって
一体どういった存在なんだろって思います。

「オレは、レコードでそんなこと全然悩んだりしないYO!」っいう人が羨ましいっス。

今回紹介するのは
McFADDEN & WHITEHEAD / AIN'T NO STOPPIN' US NOW

McFADDEN & WHITEHEAD AIN'T NO STOPPIN' US NOW
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LISTENマークをクリックすると試聴出来ます。

ん〜本当に良い曲です。ポジティブなメッセージが込められています。

この二人組McFADDEN & WHITEHEADは、本当は歌手志望のデュオだったんですが、
この曲が出るまで、なかなか表舞台に出ることが出来ず、他のアーティストの
ソングライティング業ばかりでストレスが溜まってたんですよね。
そんなある日、遂に自分たちがデビューする事が決まって
その時の気持ちを曲にして歌ったワケです。 

歌詞は下記でご覧下さい。
McFADDEN & WHITEHEAD / AIN'T NO STOPPIN' US NOWの歌詞

要約すると色々あったけど、今の俺達を止めることは出来ない!っていう事ですね。
何か大きな事とかを成し遂げようとした時なんかにこの曲を聴くと、
かなりテンションあがります。
そう書いてるオイラもnext. recordsを始めようとした時にこの曲を聴いて
気持ちを盛り上げたり、ある日は励まされたりしました。

歌詞の中に出てくる
Ain't No Stoppin Us Now!
We're on the move!
Ain't No Stoppin Us Now!
We've got the groove!
っていうところなんかメチャ良い言葉ですよね〜

このレコードは1979年にリリースされてデビュー曲にも関わらず、
ビルボードのR&BチャートでNo.1になっています。
残念ながら、メンバーのMcFADDEN & WHITEHEADはもう亡くなってこの世にいません。

だけど、彼らのポジティブなメッセージは永遠に伝わって行くと思います。
こういった良い曲があるからレコードって良いんですよね。

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「レコードがブレイクした時のお話し」

今回は昔話です。

レコードのコレクションをはじめて3-4年の人には、ちょっと理解しがたい事かもしれませんが
今から10年位前にHIP HOPやR&B、FREE SOULなどのBLACK系のレコードが
大ブレイクしたことがありました。
その時のオイラが体験した時の事でも書いてみます。

今思えばホントその頃ってまるでレコードバブルの様な感じでした。
オイラの個人的な体験なんでそのあたりはテキトーに読み流してください。
その時ってたぶんHip HopやR&B、はたまたFREE SOULといわれるレコードとDJとMixTapeなんかが
イロイロ絡み合って大ブレイクしたんじゃないかな。
当時オイラはフツーにレコードを買ってる一般レコードコレクターでした。
その時代はレコード屋さんでは今となって懐かしい「放出」ってイベントをやっていたんですね。
つまり買い付けてきたレコードを、決まったその日に「ドカーン!」と一気に出すっていうふうに。
アツかったですね〜。放出・・・
もらったばっかりの給料握りしめて、もう、オイラも買いまくりです。
大阪ですらそんなカンジなのでその頃の渋谷はもっとヤバかったですね。

渋谷の大手レコード店が放出するっていう日にはマジで、
前日から並んでいる人が居たくらいですからね。冗談抜きで。
放出の当日は、オープン1時間前で50メートル以上列が伸びてるほどでした。
お店の中でもアツいバトルが繰り広げられてお客さん同士のトラブルもよくありましたね。
今思えばレコードの取り合いでケンカになる程モメるなんてちょっと考えられないっスね。
もう良いレコードを手に入れるためにみんな必死でした。

レコード祭っていう複数のレコード屋が大きな会場を借りて開催する催事もエラいことなってました。
オイラは、年に数回ある大手デパートのレコード販売の催事を主戦場にしていたのですが、
デパートのオープンと同時に入り口から催し会場までダッシュですよ。
大抵、催し物会場って最上階なんですよね。
そこを目指してもう会場に着いた時には「ゼーゼー」肩で息している状態でレコード掘ってました。
東京のレコード祭では、モチロンオープン前には長蛇の列で会場の中では、
みんなお目当てのレコードをたくさん抱えて隣のエサ箱に掘りながら移動してましたね。
スゴい時には売れた後の補充用のレコードまで箱を開けられてましたからね。

ちょっと話は、それるのですが今じゃ全然ありえないことですが、
当時、日本人のR&Bシンガーがポツポツ出始めてて極少量なんですが、
アナログ12インチシングルをプレスしてたんですね。
そのレコードは、まさにその時代を象徴するような売れ方してましたね。

今日タワレコとかで1500円位で売っていたレコードが次の日には中古屋で
10倍以上のプレミアプライスで売っていたり、また、それが秒殺で売り切れてたり。
そう言った情報がさらに拍車をかけていたりして更に話題になったりとかね。
今でもたま〜にそういったレコードを一般の中古レコード店で見かけますけど
1000円でも売れ残ってますね。
当時のHIP HOP系の音楽雑誌のレコード屋さんの広告欄でレア盤のジャケ写見てマジで
「ヤベぇー!!!こんなの出てるよ!!!」ってアツくなってましたね。
今みたいにインターネットが普及してなくて、情報が雑誌やクチコミぐらいしかなかったから
流行に左右されやすかったのかもしれません。

オイラが、今レコード屋を営んでるのは紛れもなくこういったレコードムーブメントが
あったからでしょうね。

今回紹介するのは
MICA PARIS / STAY

MICA PARIS STAY
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MICA PARISって日本ではどちらかというとUKのPOP R&Bシンガーって
思われていますが、本国UKではかなり実力派ヴォーカリストで通っているんですよね。

この曲は、 SLY & FAMILY STONE / IF YOU WANT ME TO SAY のメロディや歌い回しを
使ったシブ〜イ曲です。
ん〜多分、YOUNG SOUL REBELSやTWO IN A MILLIONが、好きな人は
ダメな部類に入るかもしれませんね。

この曲を今回紹介したのはネタモトのSLY STONEが、何十年ぶりに
人前に現れたっていうのが音楽関係のニュースに載ってたのを読んだからです。
MTVアワードのプレゼンターで登場したみたいですね。
折しもSLY & FAMILY STONEのトリビュートアルバムも旬なことに2006年にリリースされました。

CDはまだ聴いてないのですが、SLYの名曲を今をときめくアーティスト達がカバーしていて
なかなか、良い感じに仕上がっているようです。
下記のサイトから聴けますよ〜
SLY & FAMILY STONE のサイト http://www.slystonemusic.com/
SLY & FAMILY STONEのレコードレーベルのサイト

この勢いに乗じてSLYの12"とか出たらヤバイですね〜
トリビュートアルバムの中の曲から12"がCUTされてカップリングとかでSLYのオリジナルの曲が
収録されるとかって可能性はあるかもしれませんね。 期待大!
ところでslystonemusic.comのPHOTOの写真を今見るとアフロヘアにサイケデリックなシャツ&
ピッチピチのベルボトムなファッションも結構カッコイイな〜って思います。
オイラもアフロヘアにしてみようかな・・・
ダメだ髪短いのでパンチになってしまう・・・


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